- 坂田一男(1889~1956)はレジエの助手をしながら1923年からキュビズム、ピュリズムの作品を発表。
1925年にパリで開かれた世界初の国際前衛美術展「今日の芸術展*4」に参加し日本人で初めて国際的に前衛画家として評価され帰国後は世界を視野にしたAGOという同人を組織。
坂田一男はAGOの創立者である。当美術館は坂田一男の前衛の精神を引き継ぎたいと考えている。
- 坂田一男、レジェのアトリエにて Sakata at leger’s atlier
- 坂田一男レジェの作品の前で Front of Leger’s works.
- 「壷(Vessel)」Sakata
- 晩年の坂田一男 Sakata.
- 坂田一男パリ市街にて at paris.
- 帰国時の坂田一男、Sakata、1933
- Kazuo SAKATA(1889 to 1956)exhibited cubist and purist works while acting
as assistant of Fernand Leger.
He participated in “Art’d Aujour’d Hui”(The Art exhibition of Today) the world’s first international avant-garde art exhibition*4 in Paris in 1925,and he was internationally recognized as the First avant-garde artist of Japan.
After returning to Japan he established group named “AGO”, which aimed the internationalize art.
経 歴
- 1889 岡山市に出生
- 1914 本郷絵画研究所で岡田三郎助に師事
- 1916 川端画学校で藤島武二に師事
- 1921 渡仏しモンマルトルに滞在
アカデミー・モデルンでオトン・フリエスに師事 - 1923 アカデミー・モデルンでフェルナン・レジェにキュビズムを学ぶ。
サロン・ナショナル・デ・ボザール、サロン・ドートンヌ、
サロン・デ・チュイルリー、サロン・デ・ザンデパンダンのに出品、
後者2サロンの会員となる - 1924 サロン・ドートンヌに入選
- 1925 世界初の国際的前衛美術展「今日の芸術展」に2点出品。
病気療養中のレジェに代わり、オザンファンと助手となって教室を指導 - 1929 ギャラリーサックで個展
- 1933 帰国。ピュリズム、抽象画に進む
- 1949 AGO(アバンギャルド岡山)を結成
- 1950 第一回AGO展(岡山天満屋)
- 1953 第二回AGO展(岡山天満屋)
- 1954 第三回AGO展(岡山天満屋)
- 1955 第四回AGO展(岡山天満屋)
- 1956 67歳にて病死
コンポジション(Composition) Sakata