- 平松輝子「水墨画と禅」
水墨画はかつて禅宗の雪舟らが中国から伝えたものであり単なる美術ではなく宗教であった。水墨画は桃源郷としての自然が描かれていた。禅とはそのものと一体となることであり、水墨画はその境地を絵としたものだ。ここで描かれた平松輝子の水墨画もその意味で自然と一体化する伝統的な水墨画である。しかしその技法は大いに異なる。筆を使うというイメージはなく、コラージュや撥水、様々の自由な表現がある。美術とは「精神と技」がなくてはならない、とするとまさにその両方を見出すことができる。そしてその世界観は、その作品を見る人の世界観を問うことになる。
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