創立者たち2 二紀和太留

  • 二紀(1921~1987)は、海軍に従軍した後、AGOに参加。アメリカとドイツ等で作品を発表。戦争の悲惨を描いた作品群や晩年の幾何学的な作品群、戦友のためのレクイエムシリーズやスピリチュアルで宗教的な「荘厳(天の光マンダラ)」が代表作
  • 戦艦榛名、Haruna
  • 複合構成
  • AGO展にて坂田一男と
  • 中央 天の光マンダラ
  • 二紀(フキ)和太留

 

  • Wataru FUKI (1921 to1987)participated in AGO after serving in the imperial Navy. He went on to exhibit works in the United States, Germany and other countries.
  • His masterpieces include series describing, the cruelty of war, by the geometric forms style, his old age, a requiem series for his fellow soldiers, and a spiritual and religious series “Heavenly Mandala”

 

 

経  歴                            

  • 1921      熊本県荒尾市生まれ
  • 1942~1945  熊本師範学校(熊本大学)卒。海軍に入隊。
  • 1945~1951  熊本県展、独立美術協会奨励賞、K氏賞
            熊日新聞社賞、大牟田美術展くろだいや賞、武蔵野美術大学中退
  • 1952~1956  坂田一男師事。第2~4回A・G・O展参加
  • 1962~1963  個展 村松画廊、新宿第一画廊(東京)
  • 1966~1970  渡米 第25回ナショナル美術展・ジャージーシティミュージアム入賞
            個展 カプリコーンギャラリー・スタジオ90、
           ビューイング・ホイットニーミュージアム オブアメリカンアート(ニューヨーク)
            アートフェスティバル、コンテンポラリーアジアンアーチスト展、
           アートレンディング・ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)
  • 1972~1973  ピナールギャラリー(東京)、スタジオ10(ニューヨーク)
            個展 ケルナークンストキャビネット(ケルン)
            コンテンポラリードイツアート(クレフェルド)
            個展 ギャラリーナーグル(ウィーン)
            個展 日本文化センター(ケルン)、
           インターナショナルコンテンポラリーアート展(デュッセルドルフ)
  • 1975~1976  NWF州立ウィンター展(デュッセルドルフ美術館)
            個展 ジャパンクラブ(デュッセルドルフ)
            個展 紀伊国屋ギャラリー(東京)
            個展 アートサロン三番館(東京)
            ジャパンナウ(サンフランシスコ)、東京都立美術館
  • 1977~1979  個展 多摩信ギャラリー(東京)、個展 神奈川県立ギャラリー(横浜)
            個展 姫路ギャラリー(東京)、 個展 熊日ギャラリー(熊本)
            個展 アルゲンチュームギャラリー(クレフェルド)
  • 1980~1981  個展 長崎県立美術館(長崎)、個展 荒尾市社会教育総合センター(熊本)
           個展 独日交流ソサエティー(デュッセルドルフ)
  • 1983     個展 紀伊国屋ギャラリー、個展 ギャラリー岳(東京)
           ギャラリープラン(西独)、埼玉県立近代美術館(埼玉)
  • 1985~1986  個展 青梅市立美術館(東京)
  • 1991 個展  ストライプハウス美術館(東京)
  • 1997 死去